客観視の大切さ
人間馬車説の絵は
10年程前に
ヨガの生徒さんに
描いてもらいました
白い絵の具を削るようにして
描かれた絵は
壁画を思い出させてくれます

絵の中に書かれている
サンスクリットの文は
バガヴァット・ギーターの一節です
ヨガには色々な教えがありますが
私はこの一節が
とても好きです
"絶えず流れ込む川の水を受け入れ
満たされながら
海は全く揺らぐことはない
そのように
心に進入する様々な
欲望の後を追うことなく
それらを自然に
受け入れているものは
平安を得る"
(引用:ギータサール)
どんなことが起きても
私達の本質は変わらない
水の満ち引きを
ただみつめていくだけでいいと
純粋意識の本質や
客観視の大切さを
美しい比喩に例えて
伝えてくれています

🐎人間馬車説🐎
人間の存在構造を馬車に例えて
説明した教えは
古代インド聖典の
カタウパニシャッドに
説かれています
御者は理智
手綱は意思
馬は感覚器官と運動器官
車体は肉体
そして御者の奥に鎮座しているのが
真我・アートマン・純粋意識
ヨガクラスでは
これらの馬車全体を
静かに見つめる
練習をしていきます
激動の時代であっても
静かに内を見つめて
自分が大海であることを
忘れずに過ごしていきたいですね
🧘ヨガクラス
金曜日 10:00〜11:30


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